2014年12月31日水曜日

〜駅そば巡礼5〜「東京メトロ銀座線 京橋駅『恵み屋』」

京橋駅から有楽町方向へ、首都高速の側にあります。お昼にはまだ早い時間でしたが、店内は人でいっぱい、初めてで注文の仕方がわからない上に、このお店流れているのはハードロック???CDがいっぱい置いてあります。「富士そば」だったら社長の歌う演歌なんだけどなぁ〜

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とまどいつつ、お願いしたのは、さらしな系の白っぽい十割蕎麦「恵み蕎麦大盛り650円+辛み大根50円」ちょっと高いなと思っていましたが、この大盛り はかなりの量、食べても食べてもなくなりません。そばつゆだけがなくなってゆく恐怖と戦いながらなんとか完食となりました。
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このお店の蕎麦は、「ゆで置き」でも「ゆで立て」でもなく、蕎麦がところてんの様にノズルから押し出される方式、そのままお湯の中に落ちていきます。包丁で切ってない分、ちょっと角が甘くパスタみたいな感じがします。

店を出て初めて気がついたのですが、看板に「立ち呑み」の文字が…。夜は飲めるようです、ロックなそば屋で立ち呑みなんて素晴らしい!次は夜の部を楽しんでみようと思います。









2014年12月30日火曜日

今年最後の箱書きです。

作品は、茨城県笠間市にある茨城県陶芸美術館のミュージアムショップにて展示販売中です。お正月は、2日から開館しているようです、初詣のおついでにお立ち寄りください。徳利、ぐい呑み、焼酎杯など酒器が中心です。

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2014年12月18日木曜日

ただいま絶賛発売中!!

陶工房の記事が本になりました。
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『続・人気作家15人の陶芸技法』

誠文堂新光社より税別1800円にて全国有名書店にて発売中!!

2014年12月14日日曜日

冬の訪れ

工房前の花壇、いつもより2ヶ月遅れの植え替えをしました。

本来ならば、寒くなる前に植えなければなりません。花を摘んで、根を広く張らせると株も増えて行くのですが、すっかり遅くなってしまいました。

去年は、かつてない豊作だったザクロですが、今年は一個だけ…反対に自家受粉しないはずのヒメリンゴに実がつきました。難しいものですね〜
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ここ八王子は、気象庁の長期予報とは逆に、寒い冬になりそうです、今年も雪が積もるかな?
 
 
 
 
 

2014年11月15日土曜日

〜酒場探訪紀3〜「シンクロニシティー」

岩手での仕事を終えて新花巻へ、そして釜石線で花巻へ移動、東北本線で一ノ関行きの電車に乗ります。一ノ関で小牛田行きに乗り換えるつもりでしたが約40分の待ち合わせ。まったく始めての町でしたが、途中下車をしてみました。

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予想に反してこの街には飲み屋さんがいっぱい、20分近く歩き、散々迷った末に入ったお店が、ここ「酒肴庵 『喜の川』」です。「ひやおろし各種入荷しました」の看板にちょっと引かれました〜
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まずは、「メヌケの煮付け」と岩手のお酒「月ノ輪」の特別純米をいただく事にしました。冷蔵ケースに東北のお酒がいっぱい、お魚メニューも豊富にあります。
つるっと一杯目をやっつけて、次は同じ岩手県陸前高田のお酒「酔仙」純米酒と「イカの塩辛」をお願いしました。
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お店に入った時から一つ気になっている事がありました、席を空けてくれた男性です。60代、中肉中背、黒のジャケットにハ黒いハイネックのセーター、テレ ビで見たまんまの出で立ちです。そう「居酒屋の通人」「ニッポン居酒屋紀行」の太田和彦さんではありませんか!氏の「ニッポン居酒屋放浪記 立志編」は私にとってバイブル的な存在です。いつか日本全国の居酒屋を旅してみたいと思ったものです。


まさかここで会う事ができるとは…それもたまたま降りた東北の町で。これは偶然ではなく必然なのではないでしょうか!この場所でこの時間で出会う確率はどれぐらいあるのでしょうか?

きのう11月5日は、171年に一度の名月、ミラクルムーンだそうです。月が会わせてくれたのかもしれませんね!




PS.声を掛けられずに終わりましたが、お店の方によると年に2.3回みえるそうです。「たぶん次はジャズ喫茶に行ってますよ〜」と教えてくれたのですが、それもストーカーみたいなので泣く泣く断念。一ノ関はジャズ喫茶の街として有名だそうですね、

帰った夜にタモリの新番組「ヨルタモリ」を見ていると、タモリが一ノ関のジャズ喫茶のマスターに扮して登場。また一ノ関とは…今週は、いろんな偶然が重なっている気がします。

出会いとえば、宿泊地、遠野で入った居酒屋の「サンマの刺身」は、今までに食べた事のないぐらい美味しかった。東京で食べるサンマの刺身は脂がしつこく て、生で食べるもんじゃない、と思っていましたが、まさに絶品でした。高級店でもなく普通の居酒屋さん、たしか刺身が380円、焼きが480円とかなり リーズナブル、産地だからでしょうかまさに地産地消ですね〜。

太田さんを知らない人はこちら→をご覧ください。










2014年11月1日土曜日

まめなはなし(八王子編2)

まめは、まめでも甘いお豆のお話です。工房の側、中央線の線路の脇に甘納豆屋さんがあります、お店といっても小さな工場のような感じ。

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豆の種類はわかりませんが、柔らかくて、どちらもしっかり豆の味がしてとても美味しい、甘い物をあまり食べない私にとって、甘さ控えめなのも嬉しいところです。
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「東京 八王子の 隠れた 味」まさに地元の人でもあまり知られていない味です。名物が少ない東京、特に八王子では貴重なお土産品です。ただ賞味期限が短いのが難しい所ですね。
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工房の北側を走っている甲州街道の銀杏並木は、今が紅葉の見頃、15,16日には「八王子いちょう祭り」も開催されます。どうぞお立ち寄りください。
この「甘露納豆 みツ橋」ですが、八王子から西八王子へ電車で向かうと、駅に着くちょっと前に進行方向右側にちらっと看板が見えます。が、道路が狭いのと、午前中で売り切 れちゃうこと多いようですので、お求めの方は電話してからの方がいいと思います。手作りなのであまり量が作れないようです。

2014年10月25日土曜日

〜はちの駅そば巡礼4〜「大阪市営地下鉄千日前線 日本橋駅『ろくつぼや』」

「かすうどん」初めて食べました〜。15年ぶりの大阪でしたが、以前からありましたっけ「かすうどん」?大阪へはかなり頻繁に行っていたので、あったら食べてると思うけどなぁ〜。〆といったら「金龍ラーメン」だったけど。
なんでもホルモン(小腸)を油で揚げた物が乗っているそうです。その手の物(もつ系)は、精神的に苦手なのですが、臭みもまったくなく、青ネギととてもマッチして、美味しかったですね〜

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お店は、「名物はりはりうどん『ろくつぼや』」まぁ確かに6坪ぐらいですかね、「かすうどん」550円でした〜。はりはり鍋は知ってますが?ところで、この「はりはりうどん」ってどんなんでしょ?こんど行く時があったら食べてみようかな。
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この画像見ていて、今はじめて気がつきました、お店の前に停まっている自転車のかごの中をよーく見ると…「ゴミ入れたらシバク!!」って張り紙が。大阪やね〜。




2014年10月24日金曜日

「日本陶芸美術協会選抜展」が始まりました!

会期前日に陳列作業のお手伝いをしに神戸へ行ってきました。まだまだ作業中ではありますが、こちらはその時の様子です。お近くにお住まいの方、どうぞご高覧ご高評ください。

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日本陶芸美術協会選抜展

そごう神戸店本館9階催事場

10月23日(木)〜29日(月)

10:00〜20:00 ※最終日は、午後6時閉場です。


神戸は、震災以降初めて、大阪は15年ぶりとなりました。パチンコ屋と思ったらスーパーでした、大阪パワー健在ですね〜ドンキホーテどころじゃない感じ…。
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2014年10月20日月曜日

ただいま絶賛?発売中です!

発売から半年近く経ってしましたが、陶工房No.73「人気作家の凄腕レシピ」で私のオリジナル技法、彩泥象嵌を紹介しています。お求めは、全国書店にて!お値段は1800円+税金です。

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技法の説明はもちろんですが、使っている粘土から焼成方法、普段使用している道具まで、陶芸家の秘密載せちゃいました。




2014年10月19日日曜日

〜酒場探訪2〜『災い転じて明宝ハム』


わけあって東海道本線「大垣駅」を下車することに、改札を出ると外はもう真っ暗です。かつて東京駅を深夜に出発して、翌朝7時に大垣に着く普通列車があり ました。寝台車ではなく、まっすぐな4人掛けの椅子に座ります、車内が暗くなる訳じゃないので本を読みながら外の景色を楽しむことができました。
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そんな大垣駅ですが、降りてみるのは今回が始めて。八王子駅に似た駅舎を出ると駅前には商店街広がっていました。もちろん、こんなに明るくてきれいな通りには目指すお店があろうはずもありません、細い路地と暗い道を探してひたすら歩きます。
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するとありましたありました、いい感じの店が!お店の前には、縄のれんと酒樽が。そしておじさんが乗ってるらしき自転車、店主の趣味をうかがわせる植木、次を期待させる雰囲気が漂っています。大垣市栗屋町『大衆酒場 盛升』
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中に入るとコの字のカウンターにおばちゃん、大衆酒場の定番です。お酒の常温を頼むと出て来たのはこちら「千代菊」、裏面には岐阜県羽島市とあります。「岐阜羽島」の羽島でしょうか?つきだしは、「ポテサラ」掴みはバッチリですね〜あっ、写真撮るの忘れて半分食べちゃた!
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お酒のお替わりと「コロッケ」を注文、つきだしと被りますが、静岡で学んだのは「食べたい時に食べる」ってこと。次のことを考えずにそのとき食べたい物を 食べることにしました。常連の皆さんが頼んでいるだけあって、これは絶品でした。ジャガイモとひき肉の割合、そしてナツメグがほどよく効いていて、昭和の 思い出いっぱいのお味です。
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お酒は、ずっと「千代菊」常温、そしてこれも皆さんが「ハムちょうだい」って頼んでいた「明宝ハム」をお願いすることにしました。地元のハムなんでしょう か?和風のサラミのような、あっさりとそれでいてしっかりとしたお味。始めて食べる味です、また食べたくなる味です。常連さんは「ちょっと炙ってね」って いってたので焼いても美味しいのでしょう!
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お酒3本、つまみ3品で2500円、そして歴史を感じるお店とおばちゃん、楽しそうに話しをする常連の客さんの会話がいい酒の肴となりました。関西のおっちゃん達も結構、いい味出してました。ほんとの酒飲みに悪いやつは、いませんね!いや〜ほんとに、いいお店でした。
帰りの駅へ向かう途中でスーパーに寄ってみると、肉売場に「明宝ハム」コーナーあり、「贈答用箱詰めできます」なんて書いてありました、きっと地元で愛されるハムなのでしょう〜
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Suicaを入れてパスケースがない事に気がついたのは、多治見から名古屋、大垣で乗り換え彦根に行く途中の車内で電話があったから。あわてて「近江長岡」駅で降り、駅員さんに相談したところ、結局大垣駅に取りに戻ることに。
連絡をとってくれた「近江長岡駅」の駅員さん、そして電話をくれた「大垣駅」の駅員さんの親切な対応に感激した私、予定にない途中下車をすることにしました。これがなかったらあの名店を見つけることなかったでしょう、縁というのは不思議なものです。


PS.帰って「明宝ハム」を調べてみると面白い記事が、面白い歴史があるのですね〜

静岡で行った『多可能』、大垣の『盛升』とてもいいお店だったのですが気になる事ひとつだけありました。それは、吉田○のポスターが貼ってあった事!
大衆酒場の伝導師のように雑誌テレビの出ていますが、某「なぎら○壱」が、「あいつ、あんな番組に出てるけど、本当は下戸だからなぁ〜」って言っていたことを、私は決して忘れません。




〜駅そば巡礼2〜「JR静岡駅東海道線ホーム『富士見そば』」



朝の静岡駅、土曜日にもかかわらず混雑しています。予定の電車まで、あと15分、じゅうぶん食べる時間はありそうです。新幹線と一緒の立派な駅舎で、駅の 前のファッショビルには目指す巡礼地はなさそう、駅構内に入ることにします。探さなくてもニオイですぐわかるのがこ巡礼のいいところ、今回のお努めの場所 は、東海道線ホームにある『富士見そば』に決めました。
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「キムチラーメン」なんてメニューもありますが、昨晩食べられなかった桜エビが入っている「さくらえびあられ揚げそば」500円を指名しました。「あられ 揚げ」の意味はよくわかりませんが、↓こんな感じ、茹でてある麺にお湯を通して温める「茹で置き方式」に黒いつゆ、懐かしき「昭和駅そばスタイル」のお味 です。まさに「あられ揚げ」、桜えびだけが揚げられています、かき揚げとはまた違って香ばしさが濃いめのつゆによく合います。
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このお店、名古屋方面行きのホームにあったのですが、これは下りホームと言っていいのでしょうか?「東京へ向かうのが上り」と教わったのですが、「じゃあ 北海道だったらどっちが上り?」東京から北海道は線路がつながっていますが「沖縄のモノレールはどっち?」うーん、いまいちよくわかりませんね。

さてさて電車も来たので次は、名古屋へ向かいます〜




〜駅そば巡礼3〜「JR名古屋駅中央本線ホーム『麺亭 かきつばた』」

東海道線を名古屋駅で中央本線中津川方面へ乗り換え、今回のお努めの場所は、7番線ホーム後方にある「麺亭 かきつばた」。厨房の周りをコの字のカウンターが囲みます。

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名古屋ということで蕎麦ではなく、きしめん「かき揚げきしめん」480円をお願いすることにしました。透き通ったつゆに、削り節のかおりが食欲をそそりま す。飲んだ次の日にはぴっつたりですね…と思っていたら、かき揚げと削りが汁を吸って、だんだんつけ麺状態に…慌てて完食です。
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このお店アルコールメニューが充実していてビール、日本酒に焼酎、つまみはポテサラ、冷奴におでん。まるで居酒屋のよう、真っ昼間から「おねえさん、酎ハ イ濃いめね!」なんて飲んでる人までいました。あっ?言っときますが、私じゃないですよ〜、そいうのは、もう少し年をとってからの楽しみにとっておきます ね。
さて、次は大阪へ向かいます。







〜駅そば巡礼〜「番外編1」

今回のお努めのお店は、新大阪駅1階(新幹線乗り場からだと地下2階)です。どうやら駅構内は改装工事が進んですね、かなりキレイになっています。ちょっといやな予感がするなぁ〜
「あれっ?締まってる!」「日曜日だから?」
ここの「ニシンそば」おいしかったのですが、どうやら閉店してしまったようです。ここに来たのは15年ぶり、時の流れには勝てなかったようです…

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台風18号が接近中で、外は大雨です。あとの楽しみは、新幹線が停まって憧れの「新幹線ホテル」になることを期待するだけ。それまでハイボールとさば鮨で…
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こんな時に限って、ダイヤ通りに運行、なんの問題もなく着いてしまいました。今日は、鈴鹿サーキットでF-1日本グランプリが開催されていました、そんな関係で名古屋からは「ひかり」にも関わらず超満員。
エースのアロンソが0週リタイアに終わってしまったフェラーリTシャツを着た、外人さんの悲しそうな目が印象的でありました。




2014年10月16日木曜日

〜酒場探訪紀1〜「夢と消えた黒はんぺん」



石巻で復興支援のお仕事と富士市で打ち合せを終えて静岡駅へ。多治見に行くには名古屋の方が近いのですが、名古屋はホテルが高いし、どうせ泊まるなら、お魚と美味しいお酒が期待できる静岡に決定。
最初のお店は、静岡市葵区紺屋町 創業大正12年の名店 大衆酒場「多可能(たかの)」。金曜日の夜なので席は、ほぼいっぱいでしたが、相席で入れてもらうことに。
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まずは、「かつお刺し」と「萩錦純米吟醸」を注文、つきだしは、なんと「ゆで落花生」。地元の千葉では普通に食べますが、まさか静岡の居酒屋で出るとは。最近は冷凍が出回っていますが、本来、生の落花生は新豆が採れる、この時期しか楽しめない貴重な一品。
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そしておやじの定番、「ポテサラ」も注文。昼食を食べ損ねた私、お腹がペコペコです。

静岡と言えば「静岡おでん」そして「桜えび」!

メニューにも「静岡おでん」「桜えび天」とあります、どっちも旨そうだな

でも、これを食べちゃうと次に響くなぁ〜

うーん…ここではやめて次にしよう〜

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日本酒は、4種類ありましたがすべて「萩錦」。萩錦酒造株式会社 静岡市駿河区西脇 とあります。次のお酒は「特別純米 登呂の里」、酒場のおばちゃんによると「酒蔵が遺跡のそばにあるのよぉ〜」だそうです。散々迷ったあげくつまみは、「カレイの煮付け」をお願いすること に。
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一巡目のお客さんが引けて、カウンターが空いたので移らせてもらいました。これも千葉では夏の常食「ながらみ」と「冷奴」でさっぱりと。お酒は常温の「萩 錦」、最近キンキンに冷えた冷酒より、冷や(常温)の方がおいしく感じます。ただこの「常温」って言葉が美しくないですね、なんかいい言い方ないのかな?
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このお店は、これくらいにして次の酒場を探すことにします。ここは静岡市中心街ですが、こんなキレイな通りに、目指す店はあるはずもありません。いいお店は目抜き通りなんかではなく、路地をちょっと入った所にあります、ディープな横丁を探して行きます。
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途中に見えた「静岡県庁舎」、そうでなくてもいろいろ言われるのに、なにも、こんな見下ろす様なビルを建てなくていいのに。中学か高校生の頃、地元の町役場が鉄筋3階建てのりっぱな庁舎に建て替わり、木造2階建てしかない町民の反感をかったことを思い出します。
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目指すは、ここ「青葉横丁」 。観光ガイドによると、戦後、静岡市の中心部に約200台ものおでんの屋台があり、都市開発の際に、一部のおでん屋台が青葉おでん街などに移転し、現在に至っているそうです。緑の看板と赤提灯がいい感じです。
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それにしても不思議な名前が多いですね、「ようこ」「かずこ」「和」これはママの名前ですかね〜、「おふみ」「いすず」昔のおねえさんがやってるお店か な?、でもこの「どみんご」ってなに?メキシコ人?「よしく」「かなり」にいたっては意味不明です。第一候補が、いっぱいだったので、常連さんらしき人が 楽しいそうに飲んでるお店へ入ってみると…。

「あら、いらっしゃい〜」「お飲物は」とお店のおねえさん

「なにがありますか?」と私

「なにが飲みたいの!」

「えっ、じゃじゃあウィスキーの水割りを…」

次のお店は静岡の銘酒「磯自慢」か「開運」をやりながら「静岡おでん」と決めていたんだけなぁ

まあ、喉も乾いていたので、これはこれでいいかな?さて、おでんを…

「お兄さん、もしかしておでん?」

もしかしてって、どういうこと?

「温めればあるけど」「はんぺんはないよ!」

そんなきっぱり言われても、あたしは「黒はんぺん」が食べたかったの!

こんなやりとりもしながらも、常連のお客とおねえさん、そしてママらしき(カウンターに座ってる)女性と、「千葉と静岡は似てるわねー」なんて楽しく飲んでいたのですが

「ラーメンでも食べに行こうか?」と常連さんに向かっておねえさん

「〆のラーメン行こう行こう〜」と常連さん

「ってことで早じまいするから、お客さん会計していいかな」

そんな…いま放り出されても…まだ10時だよ、どうすりゃいいのあたし!

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中途半端な気分のまま、ホテルへ向かいます。これはホテルの側の「静岡鉄道静岡清水線」の「新静岡駅」、カラフルな車両が市電みたいでかわいい。これに乗って清水まで行ってみればよかったかな〜
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お腹も中途半端だったので、コンビニ寄ってみました。なぜかカレー味が多い、カレー好きなのか静岡県民?カレーコロッケロール、結構おいしゅうございました。
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夜パンを食べる文化は私の中に、ないのですが…。明日も早いから、もう寝よっと、明日は多治見へ向かいます。




〜駅そば巡礼1〜「仙台市営地下鉄 勾当台公園『そばの神田』東一屋 本店」



『そばの神田』?東京の神田が本社なのか?それとも社長が神田さんなのか?たぶんチェーンの立ち食いそば屋さんなのでしょう、仙台市内アーケード街に何軒 か見かけました。営業時間は、深夜1時までと書いてあります、眠らない町「東京」でも、深夜のそば屋さんは、ほとんど見かけません。〆にラーメンを食べる 年齢を過ぎた私にとって、とても助かります。
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だしは、枕崎産の鰹節、蕎麦は自家製麺とのこと。麺は注文が出てから生そばを茹でる「茹で上げ方式」、細麺で蕎麦の風味もあって上品、この時間にはぴったりです。駅そばで、蕎麦湯まで用意しているとは、おどろきです。
今回は「えびかき揚げ蕎麦」¥400を注文、「カレーそば」+「かき揚げ」なんてメニューもあるらしい、胃腸が元気な時に挑戦してみたいですね〜
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となりにある本屋さんも深夜12時まで営業、さすが東北最大の都市「杜の都」仙台。便利で自然もいっぱい、住みやすそうな街ですね、転勤したい街ランキング上位に選ばれるもわかります。




2014年10月9日木曜日

「関東のうつわ展」が始まりました(26日までやってます!ぜひご来場ください)



10月5日(日)伊丹市立工芸センターで行なわれる、外舘先生のギャラリートーク出席のために、多治見から伊丹へ向かいました。
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こちらは、会場の様子、美術館での展示らしくキレイに陳列されています。関東在住の陶芸13人を含む21人の作家によるグループ展です。
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私のコーナーはこちら、10個程度の作品が並んでいますが、送ったのは32個。少しでも売れて、日の目を見る事を期待しているのですが…。皆さん、どうぞよろしくお願いします〜
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JR伊丹駅です、駅直結でイオンモールがあり、近くにはニトリがあります。典型的な郊外のベッドタウンかと思っていると、活気のある商店街もあり
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こんな酒蔵まで、歴史のある町のようです。日本で最初に清酒が作られた土地だそうです、展示されている工芸センターに隣接する旧岡田家酒蔵は、国指定重要文化財に指定されています。
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酒蔵の町だったらしく、
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駐車場までこんな名前↑
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大阪近郊はお財布的に泊まれないので、多治見との中間地点、彦根に前泊しました。
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こちらは、駅前の様子です。道路の終わるずっとずっと先をよーく見ると…
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彦根城が見えますが、肉眼ではほぼ不可能。CanonPowerShotSX170光学16倍ズームの威力ですね〜、さすが1万円も出したかいがありました!
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駅前に回数券の自販機があるところは、関西らしい。大阪まで1940円が1410円と530円も安い!が、1枚では買えないようです。
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前日は、夜が遅かったので、駅前のラーメン屋さんに。「近江ちゃんぽん」だそうです、野菜がいっぱいで醤油味ですが、タンメンみたい、あっさりして〆にはちょうどいいお味。
せっかくの彦根ですが夜着いて、朝7時には電車に乗ったので「ひこにゃん」には、会えずに終わりました。



PS.東京→富士(在来線各駅停車)富士→静岡(在来線各駅停車)静岡→名古屋(在来線各駅停車)名古屋→多治見(在来線各駅快速)多治見→彦根(在来線 各駅快速)彦根→伊丹(在来線各駅新快速)と、時間もないけどお金もない私、短距離を新幹線に乗る余裕もないので、結局、東京→大阪を各駅停車(快速を含 む)ってことに…
飛行機はLCCができて格段に安くなったけど、陸の孤島、八王子は最寄りの空港まで2時間。昔のように深夜発の夜行列車があると便利なんだけどなぁ〜




Korean International Ceramic Biennale 2019

先日最終審査が行われ、私は Korean International Ceramic Biennale 2019 で優秀賞を受賞することができました。 韓国の仁川ワールドセラミックセンター内で開催される国際展示会は、11月29日に始まり、来年5月31日に開催されます。 韓...